大宮の住宅に見る兼六土地建物の耐力壁

木造住宅が地震に耐えるためには、筋違いや耐力面材で補強した耐力壁が必要です。大宮で建てる兼六ホームの住宅にも十分な量の壁が入っています。耐力壁は建築基準法により仕様が定められていますが、それは最低限の基準に過ぎません。過去の地震でも、最低限の基準により建てられた住宅には被害が出ています。大宮で建てる兼六土地建物の住宅は住宅性能表示制度の耐震等級3に適合するものです。これは、建築基準法が想定する地震の揺れの1.5倍の揺れにも耐える基準です。耐震等級3の住宅は、過去の大地震でも主な被害の程度は軽微です。耐力壁の研究はさらに進み、現在は直下率の考え方が用いられるようになりました。直下率は2階建て木造住宅で、2階に壁がある場合に、1階の同じ位置にも壁がある割合です。現在の建築基準法では直下率の考え方は、まだ、取り入れられていません。国立大学の最新の研究により直下率の重要性が認識され始めたばかりです。現在の建築基準法では、耐震に要する壁の量は、床面積と見付面積により定められ、階ごとの壁の配置のバランスも考慮しなければならないことになっていますが、1階と2階の壁の位置関係に関する規定はありません。兼六土地建物が建てる大宮の住宅は、壁の下には壁があるという当然の常識に忠実です。もちろん、2階の壁のすべての部分に1階の壁が対応しているわけではありませんが、耐震上重要な位置の壁は外しません。常に最新の研究成果を取り入れるのが、兼六土地建物が建てる住宅です。